ガス窯は個性ある陶芸作家から製陶所まで幅広いニーズがあります。ご希望に合ったガス窯を一つひとつ製作いたします。
納入実績はほとんどが営業用、または本格的なご趣味の方です。特に女性ユーザーが多いのも特徴です。ユーザーから高い品質が求められます。
やきものは本来炎で焼くものです。炎コントロールのしやすさも使いやすさの一つです。例えば、バーナーの炎調整は空気弁半周以内で酸化炎から還元炎まで調整可能です。
流体力学に学んだ製作方法で温度、炉内雰囲気が揃いやすいガス窯です。
適正かつ贅沢な炉材選択で熱の反射を高め、省エネ設計に努めています。
窯業用ガス窯が笠間焼で見るようになったのは昭和40年代前半。
その頃父である故谷口俊夫も最新のガス窯を工場に導入しました。
製陶業継続には困難は付きものでしたが、焼いてみたい作品のために自分で窯を作って見ました。それが現在のガス窯作りの始まりです。
自分の作品を焼くために自分で窯を作ったので「陶芸家の気持ちのわかる」メーカーであると、確信しています。